カッコウ


基本データ

  • 和名:カッコウ
  • 学名:Cuculus canorus
  • 英名:Common Cuckoo
  • 分布:ヨーロッパ、アジア、アフリカ
  • 全長:33cm
  • 体重:125g
  • えさ:昆虫、毛虫

特徴

カッコウのオスの羽衣は灰色である。背面は灰色であり、尾羽は褐色を帯びていて、白色の班点模様がついている。下面は白色であり、暗灰色から黒色のまだら模様がついている。顎と胸の色はうすい。頭部は灰色である。クチバシの根元は黄色であり、先端部分は黒色になっている。眼は黄色い。脚と足は橙黄色をしている。雌雄は似ているが、メスの胸のあたりは赤褐色である。

習性

カッコウは用心深い鳥であり、繁殖期以外は単独で行動することが多い。繁殖期になると騒がしく鳴き声をあげる。

エサ

主食は昆虫や毛虫である。

繁殖

Close-Up of a Young Cuckoo in a Nest (Cuculus Canorus)
Close-Up of a...

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カッコウは托卵性であり、ヒタキ類やタヒバリ類、ムシクイ類、セキレイ類、ホオジロ類などの鳥の巣に産卵する。抱卵をするのは仮親の役目であり、それにはおよそ12〜13日間かかる。孵化後、3週間ほどすると幼鳥は巣立ちをして南に渡っていく。


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