イヌワシ

基本データ

  • 和名:イヌワシ
  • 学名:Aquila chrysaetos
  • 英名:Golden Eagle
  • 分布:ヨーロッパ、北アジア、北米、北アフリカ
  • 全長:76〜99cm
  • 体重:2.8〜6.5kg
  • えさ:ウサギ、ライチョウ類、爬虫類

特徴

イヌワシは大型の猛禽類である。翼の幅が広いのが特徴的である。羽色は暗褐色をしている。脚は羽毛で覆われている。足の色は黄色。雌雄で色は似ているが、メスのほうがオスよりも体のサイズが大きい。クチバシは先端が暗色になっていて根元の部分のほうが明るい色をしている。

エサ

イヌワシは鳥類の中で最も強力な種のひとつである。ウサギやライチョウ類、爬虫類などを好む。鹿を襲うこともあるといわれる。腐肉も食べる。低空飛行をしながら地上の獲物を探し、獲物を発見すると飛び掛って捕まえる。

繁殖

イヌワシは一夫一婦制である。繁殖の際は高い崖などに巣を作る。同じ巣が何年にもわたって使われ、繁殖期ごとに枝が加えられる。1月から9月にかけてメスは1〜4個の卵を産卵する。卵は白色のこともあれば、褐色の班模様がついていることもある。抱卵の期間はおよそ40〜45日間ほどである。

その他

イヌワシの大部分は留鳥だが、ロシアとカナダ、アラスカでは渡りをする。


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