フクロウオウム

基本データ

  • 和名:フクロウオウム
  • 学名:Strigops habroptila
  • 英名:Kakapo
  • 分布:ニュージーランド
  • 全長:64cm
  • 体重:1.5〜3kg
  • えさ:果実

特徴

フクロウオウムの体は大きくて、丸い形をしている。夜行性で飛ぶことができない。羽衣については、背面が黄色がかった緑色をしていて、黒色のまだら模様がついている。この体の色は、生息地において保護色の役割を果たす。

Kakapo Calling, Strigops Habroptila, Codfish Island, New Zealand
Kakapo Calling,...
Frans Lanting
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エサ

主食は果実である。フクロウオウムのクチバシは食物を砕いたり、すりつぶしたりできるようなつくりになっている。そのため、ほかの鳥にくらべると砂嚢が小さい。

繁殖

繁殖は3〜4年に一度だけである。オスは求愛場に集まって、大きな鳴き声を発し、メスをひきつける。この鳴き声は1km離れていても聞こえるほどだといわれる。巣がつくられるのは地上か、あるいは木の根にある穴などである。メスは3個ほどの卵を産卵する。抱卵はメスが行なうが、夜になると食料を求めて巣を離れる。1ヶ月ほどすると、卵は孵化する。雛が成長して巣立ちするにはおよそ3ヶ月ほどかかる。


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