ホロホロチョウ

基本データ

  • 和名:ホロホロチョウ
  • 学名:Numida meleagris
  • 英名:Helmeted Guineafowl
  • 分布:アフリカ
  • 全長:53〜63p
  • 体重:1.3s
  • えさ:種子、球根、バッタ、カタツムリ、無脊椎動物など

特徴

ホロホロチョウは外観の変わった鳥である。体つきはふくよかであり、頭部は小さく、脚は短い。頭部には羽がほとんど生えてなく、頸は明るい青色をしている。喉と頬のあたりから赤色の肉睡がたれさがっている。頭頂部分にはヘルメットのような突起がついている。その他の体の部分は黒色をベースに、白色の斑点模様で覆われている。

生息地

様々な生息地にみられるが、開けた土地やサバンナ、低木地帯などがより好まれる。繁殖の時期以外は200羽ほどの群れを作って生活している。大きな群れをなすことによって、外敵から身を守る。

エサと習性

ホロホロチョウは昼行性の鳥であり、早朝や夕方に活発になる。エサはさまざまである。種子や球根、液果、花などの植物の類から、バッタ、カタツムリ、小さな無脊椎動物なども食べる。夜になると、群れは地上を離れて樹上にのぼっていき、朝まで木の上で休む。

繁殖

雨季に繁殖がはじまる。一夫一婦制であり、つがいごとに分散する。メスは数日以上かけて、6個から12個の卵を産卵する。オスは抱卵をしないが、卵が孵化した後に、メスが雛を世話するのを助ける。

その他

ホロホロチョウの個体数は多い。また、食用としてもこの鳥の肉や卵は世界中で有名になっている。家禽化しやすい鳥である。


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