ヒロハシサギ

基本データ

  • 和名:ヒロハシサギ
  • 学名:Cochlearius cochlearius
  • 英名:Boat-billed Heron
  • 分布:メキシコ、ペルー、ブラジル
  • 全長:45〜50cm
  • 体重:600〜700g
  • えさ:魚類、水蛇、甲殻類、昆虫

特徴

ヒロハシサギは巨大なシャベルのような形をしたクチバシが一番の特徴であろう。このクチバシを用いて水中にいる昆虫やエビ、小魚などを捕まえる。外観については、冠羽は黒色である。顔と喉と胸の部分は白色であり、腹部は赤褐色をしている。翼は青白い。眼は大きい。それはこの鳥が夜行性であることを示している。日中は樹上の高いところに隠れていることがほとんどである。

エサ

主なエサは魚類や水蛇、甲殻類、昆虫、小さな両生類などである。からだを丸めて立ったまま獲物を待ち構えたり、浅瀬をゆっくりと歩き回ることが多い。エサを食べるときにはカエルのような鳴き声を発することでも知られている。

繁殖

巣はマングローブ林に作られる。メスは2〜4個の卵を産卵する。


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