ヒメクマタカ
基本データ
- 和名:ヒメクマタカ
- 学名:Hieraaetus pennatus
- 英名:Booted Eagle
- 分布:アフリカ北西部、ヨーロッパ南西部
- 全長:46〜53cm
- 体重:オス 510〜770g メス 950〜1000g
- えさ:小さな鳥、哺乳類、爬虫類
特徴
ヒメクマタカは小さめだが、がっちりとした体つきの猛禽である。頭部は丸っこい。脚は厚く羽毛に覆われている。英名は「Booted Eagle(ブーツをはいたワシ)」だが、それはヒメクマタカの脚に由来する。体の色については、淡色型と暗色型がある。雌雄の外観は似ているが、メスはオスよりも大きい。
エサ
主食は小さな鳥や哺乳類、爬虫類である。アフリカ大陸ではげっ歯類が主食になる。木の上に止まったり、森の樹冠の上を飛行しながら獲物を探す。獲物を発見すると急降下して襲いかかる。
繁殖
繁殖において、巣は崖の上に作られる。メスは1〜3個の卵を産卵する。抱卵はメスの役目であり、それにはおよそ35日間かかる。孵化後、50日間ほど過ぎると若鳥の羽毛は生えそろう。
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