ヒメコガネゲラ

基本データ

  • 和名:ヒメコガネゲラ
  • 学名:Dinopium benghalense
  • 英名:Black-rumped Flameback
  • 分布:パキスタン、インド、バングラデシュ、スリランカ
  • 全長:26〜29cm
  • 体重:85〜125g
  • えさ:アリ

特徴

ヒメコガネゲラの体は大きい。尻は黒色をしている。下面は白色である。喉と上頸は黒い。頭部は白色である。オスの冠羽は赤色をしている。メスの冠羽は前方部分が黒色をしていて白色の班点模様がついており、頭部の後ろが赤くなっている。幼鳥はメスに似ているが、成鳥よりも色がくすんでいる。

習性

ヒメコガネゲラはつがいでいるか、小さな群れを作って生活している。

エサ

主食はアリである。樹皮や葉からアリをつかまえる。また、クモや蝶、蛾の幼虫、果実、花蜜などを食べることもある。

繁殖

繁殖の時期は2月から7月までであり天候によっても左右される。巣は木の幹に掘って作ったものである。泥にできた土手に営巣することもある。メスは3個の卵を産卵する。卵は白色でつやがある。抱卵に要する期間はおよそ11日間ほどである。孵化した雛はおよそ20日間ほどで離巣する。


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