ヒマラヤセッケイ
基本データ
- 和名:ヒマラヤセッケイ
- 学名:Tetraogallus himalayensis
- 英名:Himalayan Snowcock
- 分布:アフガニスタン、ネパール、中国
- 全長:54〜72p
- 体重:2〜3.5s
- えさ:植物の芽、液果類、種子など
特徴
ヒマラヤセッケイは、大型のサイズの鳥である。ヤマウズラに体の形が似ている。羽の色は、灰色と白色である。メスはオスより少し体が小さい。
生息地
ヒマラヤセッケイが好むのは開けた土地や岩場である。高地に生息し、過酷な環境によく適応している。
習性
繁殖期以外は、15〜20羽の群れを作る性質がある。小さな群れをなして動き回る。
エサ
主なエサは植物の芽や液果類、種子などである。
繁殖
繁殖の時期は夏である。求愛のときには、オスは翼を少し広げて身をかがめる。それからメスのまわりを走り回るのである。巣は石や茂みの近くであり、それは風下の尾根の頂上付近が好まれる。メスは5〜12個の楕円形のオリーブ色の卵を産卵する。抱卵をするのはメスの役目である。オスは一夫一婦制であり、そのため、産卵後は巣の近くにいて、外敵に対して目を光らせている。外敵が近づくと、オスはメスに対して警戒をするようにという意味で鳴き声をあげる。
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