ハイイロタチヨタカ
基本データ
- 和名:ハイイロタチヨタカ
- 学名:Nyctibius griseus
- 英名:Common Potoo
- 分布:コスタリカ、アルゼンチン、ウルグアイ
- 全長:36〜41cm
- 体重:150〜175g
- えさ:昆虫
特徴
ハイイロタチヨタカの羽衣はくすんだ灰褐色をしている。体全体にまだらや縞模様があって、枯れ木を彷彿とさせる姿である。下面の色は薄い。胸には黒色の丸い斑点模様がつく場合がある。尾羽にはいくつかの黒色の帯がある。頭部と冠羽、上頸には黒色や褐色の縞が走る。クチバシは黒色で先端が鉤状になっている。眼は黄色だが、夜になるとオレンジ色に変わる。脚と足は灰色である。雌雄の外見は似ている。幼鳥は成鳥よりも色がくすんでいる。
エサ
夜行性であり、昆虫をよく食べる。
繁殖
繁殖においては、木の節や枝の窪みを営巣場所にする。メスは1個の白色の卵を産卵する。抱卵は雌雄両方の役目であり、それにはおよそ33日間かかる。孵化した雛は50日間ほどすぎると、羽毛が生えそろう。
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