ゴジュウカラ

基本データ

  • 和名:ゴジュウカラ
  • 学名:Sitta europaea
  • 英名:Eurasian Nuthatch
  • 分布:ヨーロッパ、アジア
  • 全長:14cm
  • 体重:25g
  • えさ:昆虫、種子

特徴

ゴジュウカラの背面は青灰色をしている。翼や尾羽も青灰色である。主翼羽は褐色がかった灰色である。下面は淡黄色であり、わき腹は赤褐色をしている。額と冠羽は青灰色である。クチバシの基部から眼を通って頭の後ろにかけて黒色の縞模様がついている。頬と喉は白っぽい。クチバシは暗灰色をしている。眼は暗褐色である。脚と足は黄色がかった褐色をしている。雌雄は似ているが、メスのほうがオスよりも体の色がくすんでいる。

エサ

主食は昆虫や種子、木の実などである。種子などの食料を壁や木の穴、隙間などに蓄えて貯食する。また、樹液や花のつぼみなどを食べることもある。

繁殖

繁殖の時期は4月から5月である。ゴジュウカラは一夫一婦制である。樹洞に営巣するのだが、ゴジュウカラは自分では穴を掘らない。キツツキが掘った穴や、自然にできた樹洞を営巣場所に使うのである。樹洞の穴が大きすぎる場合は、泥を使って入り口の穴を固めてその大きさを調整したりもする。巣の中には樹皮を入れる。巣作りはメスの仕事であり、それには4週間ぐらいかかる。メスは5〜9個の卵を産卵する。卵は白色であり、赤色の模様がついている。抱卵には18日間ほどかかる。雌雄両方で雛は育てられて、雛は1ヶ月ぐらいで離巣する。


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