ヨーロッパヨタカ
基本データ
- 和名:ヨーロッパヨタカ
- 学名:Caprimulgus europaeus
- 英名:European Nightjar
- 分布:ヨーロッパ、温帯アジア
- 全長:28cm
- 体重:65〜100g
- えさ:昆虫
特徴
ヨーロッパヨタカの羽衣は、背面が灰褐色であり、黒色の縞模様がついている。下面も灰褐色であり、褐色の帯と淡黄色の班模様がつく。腹部とわき腹は淡黄色であり、褐色の帯が走る。喉には白色の班がある。クチバシは黒色である。脚と足はピンク色がかった褐色をしている。雌雄の外見は似ている。
習性
昼間は枝や地面に横になって休んでいる。体の色が周囲の風景に溶け込むような隠蔽色になっている。
エサ
主食は昆虫である。カブトムシや蟷螂、カゲロウ、トンボ、ゴキブリなどを食べる。たいてい単独で狩りをするが、小さな群れをつくって採食することもある。
繁殖
繁殖の時期は5月から8月である。メスは地面の上の落ち葉に直接産卵する。産卵数は1〜2個である。卵はクリーム色をしていて、灰色や黄色の班やしみがついている。抱卵はメスの役目であり、それにはおよそ17〜21日間かかる。卵が孵化したあと、幼鳥は17日間ぐらいで羽毛が完全に生えそろう。
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