ヨーロッパヤマウズラ

基本データ

  • 和名:ヨーロッパヤマウズラ
  • 学名:Perdix perdix
  • 英名:Grey Partridge
  • 分布:ヨーロッパ西、中部
  • 全長:29〜31p
  • 体重:300〜450g
  • えさ:種子、穀類、雑草

特徴

ヨーロッパヤマウズラの体全体の色は灰色である。顔に赤い模様がついているのが特徴的である。オスには腹部に栗色の部分があるが、これはごくまれにメスにもみられる。

生息地

主な生息地は草原やステップと呼ばれる温帯草原である。

エサ

主なえさは種子、穀類、雑草などである。

繁殖

オスは一夫一婦制である。メスは20個ほどの卵を産卵する。卵は滑らかで光沢があって、オリーブがかった褐色をしている。抱卵をするのはメスの役割である。雛は褐色であり、脚の部分が黄色く、また喉の部分も赤くはなっていない。孵化後、二週間ほど幼鳥は昆虫を食べる。そのエサの昆虫であるが、イギリスなどの一部の地域では、農薬の使用によって昆虫が激減しているといわれる。そのため、ヨーロッパヤマウズラの生息数が減ってしまっているのである。


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