エレオノラハヤブサ
基本データ
- 和名:エレオノラハヤブサ
- 学名:Falco eleonorae
- 英名:Eleonora's Falcon
- 分布:モロッコ、カナリア諸島
- 全長:36〜40cm
- 体重:オス、390g メス、460g
- えさ:昆虫
特徴
ハヤブサの中では中型の大きさの鳥である。メスはオスよりも体重が重い。
体の色は、暗色と淡色の二種類のタイプがいる。雌雄共におよそ7割が淡色型に属し、残りの3割は暗色型である。
習性
エレオノラハヤブサには群れを作る性質がある。300ほどのつがいでコロニーを形成する。
エサ
ほとんど一年中、主食とするのは空中を飛んでいる昆虫である。繁殖期になると、小型の渡り鳥を食べる。
繁殖
エレオノラハヤブサは一婦一夫制であり、繁殖においてはコロニーをつくる。鳥たちが営巣地にたどり着くと、オスはメスに対して求愛行動を行なう。巣は地面の上や岩の裂け目、草むらの陰などに作られる。メスは1〜4個ほどの卵を産卵する。抱卵に要する期間は30日間ほどである。孵化した雛は40日間ほどかかって羽毛が生えそろう。
豆知識
エレオノラハヤブサのエレオノラという名前は、中世のサルデーニャの王女の名にちなむ。
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