エジプトハゲワシ
基本データ
- 和名:エジプトハゲワシ
- 学名:Neophron percnopterus
- 英名:Egyptian Vulture
- 分布:アフリカ、南ヨーロッパ
- 全長:54〜66cm
- 体重:1.6〜2.2kg
- えさ:腐肉
特徴
エジプトハゲワシの羽色は白色であり、翼の部分が黒くなっている。顔は黄色い。クチバシはほっそりとしていて、その先端は鉤状になっている。鼻孔が細長くて水平になっている。
エサ
主食は腐肉である。ハゲワシ類などのほかの種が食べ残した死肉を食べる。腐肉のほかには、小動物や爬虫類を食べることもある。亀を岩の上に落下させて甲羅を割るのは特に有名である。また、クチバシを使って石をつかみ、ダチョウの卵に投げつけてその殻を割って食べることもある。
繁殖
繁殖の際につくられる巣は、岩陰や樹木の上などである。インドでは繁殖が行なわれるのは2月から4月である。エジプトハゲワシは一夫一婦制であり、つがいは生涯をともにする。メスは2個の卵を産卵する。抱卵は雌雄両方が行ない、それにはおよそ42日間かかる。
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