ダーウィンレア
基本データ
- 和名：ダーウィンレア
- 学名：Pterocnemia pennata
- 英名：Darwin's Rhea
- 分布：パタゴニア、アルゼンチン、チリ、ボリビア、ペルー
- 全長：90～100cm
- 体重：15～25kg
- えさ：木の根、果実、植物の種、葉っぱなど
特徴
ダーウィンレアは大型の飛べない鳥だが、レアとくらべると小型であり、クチバシが短く、少し首が長い。ほかの地面を走るタイプの鳥よりも大きな羽をもっていて、この羽があるおかげでバランスを保つことができる。3本の指には鋭いカギヅメがあって、これは捕食動物に対する有効な武器になる。羽毛には茶色や白色の斑点がついている。
習性
繁殖の時期以外には、ダーウィンレアは30～50羽の群れを作って行動する。危険を感じるとジグザグに走って逃げることが多い。時速60㎞もの速さで走ることができる。また、泳ぎが得意なのでエサを求めて湖を泳いでわたることもある。
エサ
レアと同じく、果実や種子、葉っぱ、昆虫などを食べる。
繁殖
繁殖は冬に始まる。オスはメスに対して激しく求愛するという。オスは抱卵中に危険にさらされると攻撃的になる。メスは巣の近くに黄緑色をした卵を産卵をする。抱卵の期間はおよそ一ヶ月ほどである。卵はオスによって巣の中に運び込まれるが、そのうちのいくつかは巣の外に置かれたままであり、時間がたつと卵は腐ってしまい、ハエが集まってくる。オスや雛は集まってきたハエを食べる。
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