ダイサギ
基本データ
- 和名:ダイサギ
- 学名:Ardea alba
- 英名:Great Egret
- 分布:世界全域。南半球に広範囲に分布。
- 全長:0.8〜1m
- 体重:800〜925g
- えさ:魚類、カエル、哺乳類
特徴
ダイサギの体色は白色である。クチバシは黄色であり、脚と足は黒色。繁殖期になるとクチバシは暗い色になる。
エサ
主なエサは魚類やカエル、哺乳類などであり、小さな爬虫類や昆虫を採食することもある。ダイサギは日中に動き回って獲物を捕まえる。(オオアオサギなどは何時間でも獲物を待つので、両者には習性上の違いがみられる。)
繁殖
オスは繁殖地を選んで巣作りをする。巣が作られるのは樹上や茂みの中である。沼地の近くの乾いた地上に巣が作られることもあるようだ。メスは3〜5個の青白い卵を産卵する。雌雄両方で抱卵し、雛の世話を行う。孵化した雛が巣立ちするのには6週間ほどかかる。巣が地上にある場合には、雛は巣立ちする前に巣のまわりを動き回ることもある。親鳥は巣のまわりを縄張りとしてしっかりと防衛する。
その他
20世紀初頭には、ダイサギの羽が女性用の帽子の飾り羽として用いられた。1年で推定20万羽以上が捕殺されたといわれている。米国のオーデュボン協会や英国の王立鳥類保護協会などは、もともとダイサギやその他の鳥を保護するために誕生した。
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