チャイロネズミドリ
基本データ
- 和名:チャイロネズミドリ
- 学名:Colius striatus
- 英名:Speckled Mousebird
- 分布:カメルーン、エリトリア、エチオピア、南アフリカ
- 全長:30〜36cm
- 体重:35〜80g
- えさ:果実
特徴
チャイロネズミドリのオスの羽衣は褐色をしている。背面には帯模様がついている。翼と尾羽は茶色っぽい。尾羽はとても長い。下面は褐色というよりは淡黄色の度合いが強い。腹部は淡黄色である。頭部については、額と喉が暗褐色をしている。冠羽は薄い褐色である。クチバシは下方向に曲がっている。上のクチバシは黒く、下のクチバシは白くなっている。眼は暗褐色であり、眼のまわりの裸域は黒っぽい色をしている。脚と足はピンクがかった赤色をしている。雌雄の外見は似ている。
習性
繁殖期も含め、一年中群れをなす性質がある。
エサ
主食は果実や植物の芽、花、葉っぱなどである。花蜜を食べることもある。アリやシロアリも食べる。
繁殖
繁殖の時期は9月から1月である。巣は地上から2〜3メートル高さの樹上や茂みにつくられる。巣は椀型をしていて、巣の材料は木の枝や葉っぱなどである。メスは2〜3個の卵を産卵する。抱卵は雌雄両方の役目であり、それにはおよそ10日間ぐらいかかる。孵化後、雛は10日間ぐらいで離巣する。18日間ぐらい過ぎると飛べるようになる。
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