チャバネテンニョゲラ
基本データ
- 和名:チャバネテンニョゲラ
- 学名:Celeus elegans
- 英名:Chestnut Woodpecker
- 分布:エクアドル、ボリビア、ブラジル、コロンビア、ベネズエラ
- 全長:23〜25cm
- 体重:150g
- えさ:アリ、シロアリ
特徴
チャバネテンニョゲラは大きな鳥である。背面は赤褐色をしている。尻はクリーム色がかった淡黄色をしている。主翼羽は暗い色である。上尾筒は黒っぽい色だ。下面は栗色をしている。わき腹はシナモン色である。頭部には淡黄色の長い冠羽があり、これはとても目立つ。額も淡黄色である。頬は赤くなっている。クチバシは短くて象牙色をしている。眼は赤褐色であり、眼のまわりは青灰色をしている。脚と足は灰色っぽい。
エサ
主食はアリやシロアリである。また、果実を食べることもある。
繁殖
繁殖においては、木のうろに営巣する。たいていの場合、巣の中には何も敷かない。メスは3個の卵を産卵する。抱卵は雌雄両方で行ない、それにはおよそ10日間以上かかる。孵化後、雛は1ヶ月ほどで羽毛が生えそろう。
その他
ココアのプランテーションにおいては、実をだめにするという理由で、チャバネテンニョゲラは害鳥とされている。
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