ケープペンギン


基本データ

  • 和名:ケープペンギン
  • 学名:Spheniscus demersus
  • 英名:African Penguin (Jackass Penguin)
  • 分布:アフリカ南部の海岸
  • 全長:68〜70p
  • 体重:2〜5s
  • えさ:イワシ、イカ、甲殻類

特徴

ケープペンギンの胸には黒色の縞と斑模様がついている。この斑模様は人間の指紋のような形をしている。目の上には腺があって、これは体温調節に用いられる。雌雄では外観に違いがある。オスはメスよりも体が大きく、クチバシのサイズも大きい。体が黒と白の二色になっているのは、捕食動物に対するカモフラージュの意味でそうなっているといわれる。

African Penguin (Spheniscus Demersus), Simon's Town, South Africa, Africa
African Penguin...
James Hager
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エサ

主なエサはイワシのような遠海魚や、イカや甲殻類のような海洋の無脊椎動物などである。ペンギン一羽で一日に540gも消費するといわれている。

繁殖

ケープペンギンは一夫一婦制であり、アフリカで繁殖する唯一のペンギンである。コロニーで繁殖をし、つがいは毎年、同じ場所に戻ってくる。繁殖の時期については、南アフリカでは3月から5月である。メスは二個の卵を産卵する。抱卵は雌雄両方の役目であり、およそ40日間行なわれる。


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