ベニヘラサギ
基本データ
- 和名:ベニヘラサギ
- 学名:Platalea ajaja
- 英名:Roseate Spoonbill
- 分布:米国、中米、コロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビア、アルゼンチン
- 全長:70〜85cm
- 体重:1.4kg
- えさ:甲殻類、水生昆虫、カエル
特徴
ベニヘラサギは体色がピンク色の美しいヘラサギだ。脚と頸は長い。クチバシが平べったいのが特徴的である。頭部は緑がかった色をしていて、頸と背面、胸は白色である。クチバシは灰色をしている。雌雄に外観上の違いはあまり見られない。
エサ
ヘラサギのエサの食べ方は変わっている。浅い水場で、頭部を左右に振りながらエサを捕まえるのである。主なエサは甲殻類や水生昆虫、カエルなどである。植物性のエサも食べる。
繁殖
繁殖の際にはコロニーを形成する。巣は樹上に作られる。巣は大きくて、木の枝が材料である。メスは2〜5個の卵を産卵する。抱卵は雌雄両方が行う。卵はおよそ三週間ほどで孵化し、雛は35〜42日間ぐらいで羽毛が完全にはえそろう。二ヶ月ほど、親鳥は雛の世話を行う。
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