ベニハシガラス
基本データ
- 和名:ベニハシガラス
- 学名:Pyrrhocorax pyrrhocorax
- 英名:Red-billed Chough
- 分布:ヨーロッパ、北アフリカ、アジア、インド、中国
- 全長:39cm
- 体重:300g
- えさ:雑食性
特徴
ベニハシガラスの羽衣は主に明るい黒色をしている。翼と尾羽には緑色の光沢がある。眼は黒色である。赤いクチバシはほっそりとしていて、先端が下に曲がっている。脚と足は赤色である。雌雄の外見は似ている。幼鳥の色は成鳥よりもくすんでいる。
エサ
雑食性であり、さまざまなものを食べる。昆虫や毛虫、バッタやクモなどである。また、冬には種子や果実も食べる。
繁殖
繁殖においては、岩の裂け目や穴の中などに営巣する。巣は木の枝を使った簡単なものであり、巣の中には柔らかい羽毛などを敷く。雌雄両方で巣作りをする。メスは3〜5個の卵を産卵する。卵はクリーム色をしていて褐色の班模様がついている。抱卵はメスの役目であり、それにはおよそ17日間かかる。
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