バライロムクドリ

基本データ

  • 和名:バライロムクドリ
  • 学名:Sturnus roseus
  • 英名:Rosy Starling
  • 分布:ヨーロッパ、アジア
  • 全長:22cm
  • 体重:65〜90g
  • えさ:昆虫

特徴

バライロムクドリのオスの繁殖期の羽衣は頭部と頸、喉、胸の上部分が黒い。頭部にはふさふさとした冠羽がある。背面と尻はピンク色をしていてつやがある。翼は黒色がかった褐色をしている。胸の下部分と腹部は薄いピンク色である。下尾筒は黒い。クチバシはピンク色をしていてその基部は黒い。眼は暗褐色である。脚と足は黄色がかった褐色をしている。メスの外観はオスに似ているが、メスのほうが色がくすんでいて、冠羽も短い。幼鳥の背面は灰褐色をしている。下面は薄い淡黄色であり、顎と喉は青白い色である。脚と足は黄褐色である。

エサ

主食は昆虫であり、バッタや甲虫、アリ、毛虫などを食べる。繁殖期の後には、果実や種子、花蜜なども食べる。

繁殖

繁殖の時期は5月から7月である。大きなコロニーをつくって繁殖する。石や岩の陰、建物の裂け目などに営巣する。草や木の枝などを使って椀型の巣をつくる。メスは3〜6個の卵を産卵する。抱卵は主にメスの役目であり、それにはおよそ2週間かかる。雛が離巣するまでは3週間ほどかかる。


HOMEスズメ目>ムクドリ科>バライロムクドリ
inserted by FC2 system