アオアシカツオドリ

基本データ

  • 和名:アオアシカツオドリ
  • 学名:Sula nebouxii
  • 英名:Blue-footed Booby
  • 分布:ガラパゴス諸島
  • 全長:76〜84cm
  • 体重:1.3〜1.8kg
  • えさ:魚類、イカ

特徴

アオアシカツオドリは、脚が青いことがその名前の由来になっている。頸は太くて白い班がついている。眼はクチバシの両脇についている。眼の色は黄色。

エサ

主なエサは魚類である。イワシやアンチョビ、サバ、トビウオなどを食べることが多い。イカを食べることもある。高いところから海に飛び込んで水中に潜っていき獲物を捕まえる。単独で狩りをすることもあれば、つがいだったり、大きな群れをなして狩猟を行うこともある。

繁殖

アオアシカツオドリは一夫一婦制であり、つがいの絆は強い。オスは自分の青い脚をメスに見せ付けて求愛のダンスを行なってメスをひきつける。踊るときに、オスは翼を広げたり、地面に足を踏みつけたりする。産卵の際には、メスは2〜3個の卵を産卵する。抱卵の期間は41〜45日間である。抱卵は雌雄両方の役目であり、それは交替で行なわれる。一方が抱卵をしているときに、もう一方は巣のまわりを監視しているのである。孵化した雛は一ヶ月ほど過ぎるまで、自分の体温を調節することができない。親鳥は雛に対して、自分が食べた食物を吐き戻してエサを与える。また、雛のためのエサが十分に無い場合には、親鳥は体が一番大きい雛だけにエサを与える。そうすることによって、少なくとも一羽は生き残ることができるわけである。


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