アンデスシギダチョウ

基本データ

  • 和名:アンデスシギダチョウ
  • 学名:Nothoprocta pentlandii
  • 英名:Andean Tinamou
  • 分布:チリ、ペルー、ボリビア、アルゼンチン
  • 全長:27cm
  • 体重:275g
  • えさ:種子、果実、ジャガイモ、昆虫の幼虫など

特徴

アンデスシギダチョウは、南アメリカのアンデス山脈の潅木地帯に生息している。生息場所は少し開けたところであり、道路を横切るのを発見されることもある。小型の鳥であり、亜種はおよそ7種類いる。アンデスシギダチョウの上部分の色は、灰色がかった茶色をしており、黒や白でくまどられている。胸の部分は灰色であり、白色あるいは淡黄色の斑点模様のようになっている。腹部は白色。頭頂部分は黒色であり、頭部と喉の側面部分は灰色のまだら模様になっている。脚は薄い黄色である。

習性

性質は臆病であり、岩や植物の下に隠れていることが多い。危険にさらされると、すぐに飛び去ってしまう。鳴き声は笛のような高音を出す。長い間隔をあけて突然鳴き声をあげるという特徴がある。

繁殖

繁殖期では、オスが巣作りをする。オスは何羽かのメスと交尾をし、メスは14個ほどの卵を産卵する。卵はテカテカとしたチョコレート色をしている。卵や雛の世話をするのはオスの役割である。うまれたばかりの雛は孵化した後に数時間ほどでエサを食べることが可能になる。


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