アメリカチョウゲンボウ
基本データ
- 和名:アメリカチョウゲンボウ
- 学名:Falco sparverius
- 英名:American Kestrel
- 分布:アラスカ、カナダ、アメリカ合衆国、南米
- 全長:21〜27cm
- 体重:100〜125g
- えさ:バッタ、トンボ、トカゲ、ネズミ
特徴
アメリカチョウゲンボウは小型で模様が美しい鳥である。背は赤褐色であり、黒色の横縞が走る。顔に2本の縦縞が走るのが特徴的である。胸には黒い班がつく。生息地によっても大きさや羽色が異なる。
エサ
主なエサは、バッタやトンボ、トカゲ、ネズミなどの小動物である。小さな鳥を食べることもある。止まり木にとまって、獲物が近くに来るのを待ち伏せる。
繁殖
繁殖の際の巣によくつかわれるのは樹洞である。メスは3〜7個の卵を産卵する。卵はクリーム色をしていて、褐色や灰色のしみがついている。抱卵は主にメスの役目であり、それはおよそ30日間ほど続く。孵化した後の雛の成長は早い。16日間ほどで成鳥の体重にまで達する。一ヶ月ほど過ぎると、幼鳥の羽毛は完全に生えそろって、巣立ちできるようになる。
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