アカノガンモドキ

基本データ

  • 和名:アカノガンモドキ
  • 学名:Cariama cristata
  • 英名:Red-legged Seriema
  • 分布:ブラジル、ウルグアイ、アルゼンチン
  • 全長:75〜90cm
  • 体重:1.5kg
  • えさ:雑食性

特徴

アカノガンモドキの頸や尾羽、脚は長い。羽衣は褐色であり、背面には黒色の模様がついている。頭部や頸、胸は青白い。腹部は白色をしている。尾羽には黒色の帯が走り、その先端は白色をしている。クチバシと足は赤色であり、眼は黄色である。

エサ

アカノガンモドキは雑食である。主食はバッタやカブトムシのような昆虫である。また、小さなげっ歯類やトカゲ、カエル、鳥類を食べることもある。獲物を捕まえると、くわえて地面にたたきつける。

繁殖

アカノガンモドキは一夫一婦制である。繁殖の時期は5〜9月までである。巣作りは雌雄両方の役目であり、巣が出来上がるまでに1ヶ月ほどかかる。メスは2個の卵を産卵する。卵は白色であり、少しだけ班模様がついている。抱卵は雌雄両方が行ない、それにはおよそ25〜30日間かかる。孵化した雛の体は茶色の羽毛に覆われている。親鳥は雛に食料を与える。幼鳥の羽毛が生えそろうのには1ヶ月ほどかかる。


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