アカハシハジロ

基本データ

  • 和名:アカハシハジロ
  • 学名:Netta rufina
  • 英名:Red-crested Pochard
  • 分布:東ヨーロッパ、アジア南・中部
  • 全長:53〜57cm
  • 体重:
  • えさ:水生植物

特徴

アカハシハジロは、色彩が豊かなのもあって、飼育用の水鳥としての人気が高い。オスの頭部は丸くて派手なオレンジ色をしている。胸のあたりは黒色だ。わき腹は白色であり、クチバシはピンク色である。メスはオスとくらべると体全体の色がくすんでいる。メスの体色は薄茶色であり、顔のあたりが白い。

エサ

水生植物が主な食物となる。

繁殖

繁殖においては、小枝の上に巣がつくられることが多い。メスは8〜12個の卵を産卵する。卵は薄緑色をしている。抱卵はメスのみによって行なわれる。巣を去ったオスは年に1度の換羽に備えオス同士で集まる。

渡り

近距離ではあるがアカハシハジロは渡りをする習性をもつ。冬になると主に2方面に向けて移動する。一つは地中海の西側の地域でスペインなどである。もう一つは、黒海の方面でありドナウ・デルタのまわりなどだ。


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