アフリカトキコウ
基本データ
- 和名:アフリカトキコウ
- 学名:Mycteria ibis
- 英名:Yellow-billed Stork
- 分布:サハラ以南のアフリカ、マダガスカル
- 全長:0.9〜1.1m
- 体重:1.2〜2.3kg
- えさ:小魚、カエル、甲殻類、ゴカイ類、昆虫
特徴
アフリカトキコウは、コウノトリの中では中型のサイズの鳥である。羽色は主に白色であり、翼と尾の部分が黒色になっている。クチバシは黄色くて、先端が下に湾曲している。雌雄は似ているが、オスのほうが体が少し大きい。
エサ
主なエサは小魚やカエル、甲殻類、ゴカイ類、昆虫などである。これらのエサをとりやすくするために、アフリカトキコウのクチバシは曲がっている。
習性
アフリカトキコウはあまり大きな群れをつくらない。動きはゆっくりであり、あまり活動的ではない。ほとんど一日中採食をしているか、休んでいる。
繁殖
雌雄両方で樹上に巣をつくる。捕食者から巣を守るために、樹上の高いところに巣がつくられるのが通例である。これには7〜10日ほどかかる。メスは2〜3個ほどの卵を産卵し、抱卵に要する期間は30日ほどである。
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