アフリカサシバ
基本データ
- 和名:アフリカサシバ
- 学名:Butastur rufipennis
- 英名:Grasshopper Buzzard
- 分布:ベナン、ブルキナファソ、ブルンジ、カメルーン、チャド、コンゴ、コートジボワール、エリトリア、エチオピア、ガンビア、ガーナ、ギニア
- 全長:35cm
- 体重:300〜375g
- えさ:昆虫
特徴
アフリカサシバは、体がほっそりとした小型の猛禽類である。背面は灰褐色をしている。尾羽は灰色であり、暗色の帯模様がついている。喉は白っぽい。頭部は灰褐色であり、黒色の縞模様がわずかに入る。クチバシは黄色であり、先端が鉤状になっている。また、眼、脚、足に関しても黄色である。
エサ
主食は昆虫であり、特にバッタを好んで食べる。小さな鳥やげっ歯類、爬虫類なども食べる。獲物の多くを地面で捕獲するが、飛行しながら獲物を捕まえることもある。
繁殖
繁殖の時期は3月から5月ぐらいに始まる。巣は地上から10mぐらいの比較的高いところにつくられる。巣の材料は木の枝であり、巣の底には葉っぱが敷かれる。メスは1〜3個の卵を産卵する。卵は青みがかった白色をしていて、暗色の班模様がついているものもある。
その他
アフリカサシバが休んでいるときの姿はチョウゲンボウに似ていて、飛行中はチュウヒに似ているといわれている。
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