アブラヨタカ

基本データ

  • 和名:アブラヨタカ
  • 学名:Steatornis caripensis
  • 英名:Oilbird
  • 分布:ベネズエラ、コロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビア
  • 全長:48cm
  • 体重:350〜475g
  • えさ:果実

特徴

アブラヨタカは大きくて、ほっそりとした鳥である。羽衣は赤褐色であり、上頸と翼に白色の班点がついている。下面は淡黄色であり、そこにも白班がつく。尾羽は褐色をしている。足は小さい。

エサ

主食は果実である。果実を見つけるのに長距離を移動する。月桂樹やヤシ、香木の実を探すことが多い。アブラヨタカは嗅覚をつかってそれらの果実を発見すると考えられている。

繁殖

繁殖の際には、洞窟の奥にコロニーをつくって営巣する。巣作りにあたっては、吐き戻した果実や種子、自分の糞を用いる。メスは2〜4個の卵を産卵する。抱卵は雌雄両方の役目であり、それにはおよそ32〜35日間かかる。孵化した雛は3ヶ月ほどで離巣する。

その他

以前、アブラヨタカはランプにつけるのや、料理に用いるために、雛が捕獲されて煮て油がとられた。


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